北海道NPOファンドはこのたび、市民社会創造ファンドの市民ファンド推進プログラム助成事業に応募し、「伴走支援と一体となったクラウドファンディング型助成プログラムの開発」事業が採択されました。12月に、「まちのプロジェクト基金」として公募を開始、合計5つの団体からお申し込みをいただきました。1月からは伴走支援が始まります。
本事業においては、以下の2つの事業を実施します。
1. 札幌および旭川市周辺において、多機関連携事業を行っているNPO等を助成対象とし、組織基盤強化を含んだ伴走支援とクラウドファンディングが一体となったモデルプログラムを実施する。モデルプログラム終了後は成果の検証を行い、次回以降の助成プログラムにつなげる。
2. 道内地域の支援センターとのネットワークを活かし、各地域の支援センターから助成プログラムの伴走支援者を育成。伴走支援のノウハウ・情報共有のためのコミュニティを構築する。
このたびの事業では、多機関協働、地域連携、伴走支援者のコミュニティづくりが大きな目的となっています。いずれもこれからの北海道のNPO活動の鍵を握るのではないかと思われる課題です。この助成プログラムの開発のため、10月には岡山、広島、千葉のコミュニティ財団を視察し、先進事例から学び大きな刺激を受けました。
「まちのプロジェクト基金」